2日目・目指すは”水のかかりつけ医”知らないと損する役割の見つけ方　トヤマジャーナル～頑張る富山の企業人～株式会社NEXTRY

株式会社NEXTRY　代表取締役　藤井喜大（ふじいよしひろ）です。

川の水のイメージはどちらかというと
口にしないのが当たり前とか
汚いのが当たり前とか
ネガティブなイメージがあるように思います。

でも私は川の水に対して
もの凄くプラスのイメージを持っていて
それは富山県という日本有数の名水の産地に住んでいることや
この夏に釣りや川遊びをしたからということもありますが

その上で廃水処理という仕事をしてこなかったら
絶対に発見できなかったと思えるほど
川の水を守るために廃水処理という仕事をすることに対して
魅力を感じています。

もしこのことを知って頂くと
もしかしたら廃水処理のことを
人ごとやどこか遠くで起こっていることなどと
感じていらっしゃる方も

廃水処理があることで今の川があるけど
もっと普及したらもっときれいな川になるかも
と思ってもらえるかもしれません。

この度ご縁を頂いて
FMとやまのラジオに出演の機会を頂きました。

普段あまり自分のことを話すことはありませんが
私のこれまでの社長人生を４回にわたり
少しでもお伝えできたらと思っています。

２日目・目指すは”水のかかりつけ医”知らないと損する役割の見つけ方　トヤマジャーナル～頑張る富山の企業人～株式会社NEXTRY

最後までお付き合い頂けたら幸いです。

♪トヤマジャーナル～頑張る富山の企業人♪

この番組は富山のビジネスシーンで活躍する様々なジャンルの企業人にスポットをあて
その人物像・未来へのビジョン・若者への提言など
企業人としてのリアルなメッセージを１ヶ月にわたりお届けするプログラムです。

今月お招きするのは　株式会社NEXTRY　代表取締役　藤井喜大（ふじいよしひろ）さん。

聞き手はDJの佐藤です。

まだ若い会社立ち向かう環境問題

どちらかと言うと新しい会社ですよね。創業して９年

はい

株式会社にネクストリーになって

ちょうど２０１８年１２月１９日で丸４年になります

はぁ、すごいですね。そういう意味ではこれからどんどん拡大して可能性のある、すそ野が広い会社かなという感じですが

はい

若い方々がこういう仕事に取り組まれるって、そのあたり環境問題がこれだけ大きいあれになっているからという事も
あるんでしょうか？

そうですね。やはりここ最近、近隣の方とか一般の方の環境への関心の持ち方がもの凄く高まってきているので、
それに伴って各企業も非常に関心の高いところになってきているかなと思います

会社の雰囲気と従業員のモチベーション

そういう意味では、従業員の皆さんのモチベーションも高い？

そうですね

会社はどんな雰囲気でやってらっしゃるんですか？

会社はですね、もともとはお客様のお困ったを共に考えて解決するっていう事ですとか、
できないと言わずにできるまでやるとか、できるものを探してきて提案するっていう形でやってきたので
何かお客様のためになる提案をなんとか見つけてしていこうっていう事で、前向きに何でも挑戦していこうという雰囲気の会社です

社長を入れて４人

４人です

じゃ意思疎通は常にありますね

そうですね、はい

目指すは ”水のかかりつけ医”

まぁ、水処理のかかりつけ医という存在を目指していると仰っていますけども、
そのあたりは具体的にその方法とかはあるんでしょうか？

もともとは弊社の粉末１剤型の凝集剤にこだわりを持ってというか、
その製品をお客様に販売するという所に主軸を置いていたんですけども、
やはりそれだけだとお客様のニーズに対応しきれないところがあったので、

えぇ

今では凝集処理に一番合った薬品を選定するというところで、お薬の処方箋を出すイメージで仕事をしているんですけども。
日本全国を見ても薬品で薬の処方箋をだしますよっていう会社はほとんどなくて

うーん

うちはそのまず何か廃水処理や凝集処理で困ったらここに相談してみようというような形で、
町のかかりつけ医があるように、水のかかりつけ医っていう立ち位置で仕事をしていきたいなと思っています

日に日に高度に進化する工場ライン

そうなんですね。そうすると一般的には決まったもので処理して、できなかったらここまでみたいな感じが多いわけですか？

そうですね、はい

それを最適な状態になるまでできるようなものを選ぶ
そういうのは今までなかったって仰ってましたけどかなり少ないんですか？

そうですね。この廃水処理自体がどちらかというとプラントメーカーさんが主導で設備とかそういったものを収める会社さんが
ゼロから作って、で廃水処理をして、メンテナンスも請け負うという形が一般的だったんですけども

はい

プラントメーカーさんが薬品についてはお付き合いのある薬品商社さん、あるいはメーカーさんに依頼をするという事があったので、
それで一般的な薬品を使って一般的な処理っていうのは提案していたので、
それで問題なく処理はできるんですけども

ええ

やはりここ最近、科学技術も高度になってきた中で、工場の生産ラインで使われる薬品というのもかなり高度になってきているんですね

うん

もともとは水に溶けないようなものも、水溶性の方が環境にいいからと無理やり水の中に溶かすような薬品を使ったりすると、
今度は水処理では逆に水に溶けていたものを分離しないといけないので
より複雑で高度な処理が必要にはなってくるんですけども

そう意味では、ニッチになるんですか？

そうですね、かなりニッチな分野だと思います。

そうなんですか。そういう意味では富山の薬というのにも繋がるのかな

そうですね

お客様は全国に広がりつつある

先ほど県外のお客様が多かったって仰ってましたけど
どこのあたりまで広がってるんですか？お客様は

もう北は北海道から、南は沖縄県まで使って頂いているお客様が

そうですかぁ～すごいですねぇ～

お客様からホームページを見てお問い合わせを頂く事が非常に多くてですね

はい

それでお問い合わせを頂いて、廃水サンプルを送って頂いて、うちで試験をして報告書とうちのサンプル（薬品）を一緒に送って
お客様の方で再度試験をして頂くという流れですね

ふーん。そうすると、やっぱり本当は地元で本当はもっとたくさんあった方が。
アフターフォローもできるし

そうですね（笑）

これからの目標と求める人材

今後どれくらいの規模にしたいと。たとえば１０年後とか２０年後とか夢はあると思うんですけど、どんな夢を描いてらっしゃいますか？

そうですね。２０２７年の１１月の決算で売上高１０億っていうのを目指すっていうことで、今取り組んでおります

すごいですねぇ

昨年が１億円弱でしたので、そこから伸ばしていきたいなと。思ってます

これからみんなで作り上げて行くっていいうワクワク感も感じます。社長を見てると

ありがとうございます

そういう意味では、ちょっと今までに無いビジネスモデルで、これからまた新たに色んなお客様が増えていくと思うんですけど

はい

そういう人たちのところに１人１人が出向いていくわけですよね。従業員の方も。社長一人でできるわけではないので

はい

そうすると、人を求めるっていう意味のもあるし、社員の皆さんのスキルアップしていかないといけないっていう部分もあると思うんですけど、
求める人材っていうのはどんな人を求められますか？

そうですね。えーっと、今ＡＩとかロボットとかに関心があるかと思うんですけど、やはりロボットというのは１あるものを１０とか１００とかに増やしていくのは得意だと思うんですよね。

ただ、０から１を作るっていうは人間にしかできないと思うので、そういうところで、新しい価値を生み出せることができる人材を求めていますし、
また私自身もより一層新たなものに挑戦していきたいなと思っています。

♪トヤマジャーナル～頑張る富山の企業人♪

次週のこの時間も株式会社NEXTRY　代表取締役　藤井喜大（ふじいよしひろ）さんをお招きし、企業人としてもリアルなメッセージをお届けしていきます。

聞き手はDJ佐藤でした。

まとめ

２日目・目指すは”水のかかりつけ医”　知らないと損する役割の見つけ方　トヤマジャーナル～頑張る富山の企業人～株式会社NEXTRY
いかがでしたでしょうか？

もう引き下がれない素人集団だったからこそ
大きなメーカーの価値観とは違う
細かな対応やサービスが生まれ

その結果、見えてきた社会での役割が
”水のかかりつけ医”という会社の立ち位置だったのかなと思っています。

お客様が少なかったからこそ、
お客様と徹底的に向き合う時間があったからこそできた
新しい価値観なのかもしれません。

そして
どんな会社でも人でも
自分の役割を理解し
更に伸ばすべき才能を知ったうえで
ひたすら信じて全うすることが社会への貢献へとつながるという
メッセージになっていたらいいなと思ったりします。

NEXTRYという小さな会社が
”水のかかりつけ医”として
お客様のあらゆる困ったを解決する相談窓口になること。

そこでの出会いの一つ一つが
自然と水を守ることへと繋がると信じて
更なる企業の発展を目指していきます。

私たちにもできると思えたので
あなたにも参考になるかもしれません。

廃水についてのお問い合わせはこちらから
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